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講義名 アニメーション史
(副題)
開講責任部署 デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科
講義開講時期 前期 講義区分 講義
基準単位数 2.00 時間 0
代表曜日 月曜日 代表時限 3限
科目分類名
科目分野名
年次
必修/選択

担当教員
職種氏名所属
教授◎ 辻真先教員

学習目標(到達目標) できるだけ広いジャンル、新旧を問わぬ一定レベルのアニメに触れて、アニメに関する最低限の知識と感覚を共有してほしい。そのためには、まずアニメを見ること。食わず嫌いはなにも生まない。全方位にアンテナをのばし、見て聞いて全身で感じることを、学生に要求する。
授業概要(教育目的) 広範にわたるアニメーション、ことに関心が高まるテレビアニメについての、過去と現在の業績をチェックして、アニメの未来を展望するに足る知識を醸成したい。
授業内容(キーワード/スキルとそのレベル) 好奇心を持って、アニメを見直してほしい。

これまでに見たであろうアニメについて、いったん先入観を洗い流すべきだ。

まっさらな気持ちで、授業で接するアニメに没入すること。
授業計画表
アニメーション史  
担当教員各回タイトル内容
第1回辻真先
氾濫するテレビアニメだけがアニメではないことの確認をしてほしい
マクラレンそしてトルンカ
アニメの『ア』からはじめよう総論とこの講義の進め方
マクラレン自演の作品と
トルンカの『手』の紹介
第2回辻真先
添え物でしかなかったアニメの芸術的商業的自立は、やはり彼からであった
ディズニーによるアニメーションの開拓ディズニーのアニメを見せる
『バンビ』『ファンタジア』などの一部
第3回辻真先
日本のアニメはここからスタートしたと知るべきだろう 新しいエンタメとアートとして
エンタメとアートディズニーに私淑した手塚作品、トルンカに師事した川本作品を見る
第4回辻真先
いまアニメといえばテレビアニメを連想するが、その最初期の苦心
テレビアニメ草創期日本アニメの古典
『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『サイボーグ009』など
第5回辻真先
講義の時間内では大長編は無理なので、次善の作として拙作の1時間ものを見せる予定
劇場長編アニメの成果時系列をやや足踏みして、東映ほかの長編アニメにふれる 併せて公開形態の変遷を検討する
『夏への扉』など
第6回辻真先
ふたたびテレビアニメにもどって、世界的に販路をひろげる前後を思い出したい
ロボットのアニメ牽引力ヤマト・ガンダムの前哨戦として、玩具会社先導のロボットとキャラアニメを見る
第7回辻真先
作品を見せるには、時間的な余裕が乏しいから、あえて敗北した虫プロによってブームの正体を知らせる
アニメブームの観察虫プロの発展と瓦解を実験アニメを見せながら、ブームの名のうつろいを語りたい
第8回辻真先
日本発のアニメが世界に広がっても、作品の水準が下がっては、やがて退潮する。その危機感を訴求したい
拡散するアニメアニメの多様化はとどまるところを知らない。ここではマイナーなテレビアニメを見てもらおう
第9回辻真先
アニメにも作家性が要求されるようになった。だから新海監督が誕生した
ワンマンアニメの軌跡『ペイル・コクーン』『ほしのこえ』などの斬新な作り方が、学生に刺激となってほしい
第10回辻真先
宮崎駿は一夜でできたわけではない。苦闘時代にあっても佳品をのこしている
ジブリ以前のジブリ『パンダコパンダ』の童心や『カリオストロの城』など、東京ムービー時代の作品から、今日のジブリを想起してもらいたい
第11回辻真先
もっと知ってほしいディズーニの、もうひとつの顔に接してもらおう
絵空事だからこそのファンタジーアニメならではの幻想の華々しさを短編で見せたい
『子供の夢』『花と木』
第12回辻真先
シリーズものの一本だけを紹介しても魅力を伝えにくいので、単発作品を選ぶほかない
SFとアニメの親和性その時代を背負って、なお突出したイマジネーションを披露した大友作品など
第13回辻真先
アニメならではの活劇描写が、実写のそれからどう独立したか
飛躍するアニメアクションアニメに於けるリアリティ
『ブラック・ラグーン』
第14回辻真先
いわゆる学園ものは、現在のテレビアニメの大きな潮流だが、そこにも作家の個性が発揮される
アニメが受け手に密着するアニメによる生活風景
『シゴフミ』
『電脳コイル』
第15回辻真先
その時点での最先端をゆく商業アニメを見せたい
アニメはここまできたたとえば虚淵玄などの新作があれば、ぜひ学生に提示したい
あるいはクォリティの高い『スクランブル』シリーズを
授業形式 授業形式は講師の解説を伴うアニメの観賞が主となる。一方的な学習ではなく、そのアニメを「どうとらえるか」が目的であって、学生の主体的な取り組みを期待したい。

授業スケジュールは以下となります。(2017/4/5更新)
※毎週の授業ではありませんのでお気をつけください。
【1、2回目】 4月10日(月)3-4限
【3、4回目】 4月24日(月)3-4限
【5、6回目】 5月08日(月)3-4限
【7、8回目】 5月22日(月)3-4限
【9、10回目】 6月12日(月)3-4限
【11、12回目】6月26日(月)3-4限
【13、14回目】7月10日(月)3-4限
【15回目】   7月24日(月)3限(ひとコマのみ)
成績評価方法・基準 期末に提出するレポートの点数を100パーセントとして、成績を評価する。
期末試験の内容(提出方法・実施日) 筆記試験はない。

課題に即したレポートを二点、提出する。

【レポート詳細】
締切日:7/24(月)授業終了後まで
・提出方法:7/24(月)授業後に教室で提出してください。
・内容:授業で見た作品のうち2本選び、2本で1000~1500文字前後のレポートを作成
・形式:紙で提出(手書き、ワープロ打ち、どちらでも可)
履修条件および学生へのメッセージ 台詞に頼らず内容を伝えられるアニメは少ないので、日本語の聞き取りが必須の条件となることを、あらかじめ承知しておいてほしい。