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講義名 中国史
(副題)
開講責任部署 デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科
講義開講時期 3 Q 講義区分 講義
基準単位数 1.00 時間 0
代表曜日 金曜日 代表時限 1限
科目分類名 教養
科目分野名 知の源泉/歴史学
年次 2~4
必修/選択 選択必修

担当教員
職種氏名所属
非常勤講師◎ 小林 玲子教員

学習目標(到達目標) みなさんにとって、今の中国が昔はどんな国であったか、知りたいと思ったり、考えてみたいと思ったりしたことは、今まであったことでしょう。中国に関する基礎知識では飽き足らない学生さんもいらっしゃるかもしれませんし、興味津々の学生さんもいらっしゃることでしょう。
 中国に関する基盤となる知識を習得し、さらに、あなたの出身地をはじめ、その他の地域は、中国に対しどのような対応をしながら、関係を築いていたかを知ることは大切です。そのことは、中国人の学生(もし、受講していたら)にとっても、いっそう重要になります。
授業概要(教育目的) 中国で展開された、貨幣としての機能を果たす「もの」の意味およびその流れについて講義します。これまで、論じられてきたように、中国とは、それ自体が諸地域との対立や交流を通じて形成されてきたのです。
授業内容(キーワード/スキルとそのレベル) 受講生のみなさんにとって、今まで学んだ基礎知識と関係が深い授業になります。ただし、予習すべきことはこちらから指示します。
授業計画表
 
各回タイトル内容
第1回ガイダンスこの授業の学習目標、科目概要および成績評価方法について説明します。
第2回クビライの元朝元朝はモンゴル人やムスリムが官僚として重用され、財政は土地ではなく商業に依存しているという特徴を持ちます。このような支配体制を説明した上で、マルコ・ポーロも経由したと言われている「オアシスの道」についても理解を深めます。
第3回明朝と対外危機永楽帝の遠征が繰り返される一方、明の物資を求める人びとがおり、大量の銀が流入し主要な貨幣となりましたが、どのような影響があったでしょうか。この点を概説し、また、外からの攻撃に苦しんだ明朝における、新しくもたらされた武器の使用の問題点についても考察します。
第4回北伐論と黒龍江出兵ネルチンスク条約が締結されるまでに清朝が黒龍江流域に出兵しましたが、その間二度、朝鮮に援軍を求め清軍は勝利します。一方、朝鮮においては、清朝に対して雪辱をめざして攻撃するという北伐が唱えられていました。思想界の底流として意識され続けた北伐論について考察します。
第5回清朝による中国支配の始まり狩猟民であった女真族のヌルハチが、明朝への朝貢貿易が活発化する中で、交易競争を勝ち抜き、清朝の基礎を築いたことについて講義します。特に女真族が住んでいた地域の物産には、価値が銀にも匹敵する薬用人参がありました。どのように交易されたかを見ていきます。
第6回清朝と欧米との貿易18世紀清朝の対外貿易に関する主要な特徴は、朝貢形式ではない、欧米との貿易が急速に増大し、銀が一貫して清朝に流入していたことが挙げられます。上記の点を把握したうえで、結果としてもたらされた国内での景気の問題とインフレーションについて、その影響について説明します。
第7回長期安定政権の中で生じた問題点18世紀の人口急増について、農民の山間地域や台湾・東北地域への移住によって耕地が拡大し、さらに人口が増えたと考えられますが、醸成された政治不信などの問題点を考察します。1793年、生産資材の増え方と人口の増え方の相違に着目し、「中国のマルサス」と呼ばれた洪亮吉の唱えた説の理解を深めます。
第8回まとめアヘン戦争以前の清の時代について、どのようにして成り立ってきたかを見てきました。まとめとして、中華帝国として長きにわたって存在できたのは、なぜであったかを考察することにします。
成績評価方法・基準 【本試験】
□試験の方法 レポートと授業内に回収するリフレクションシート

【追試験】 公欠の場合のみ、別途に行う。
□試験の方法 レポート


【再試験】 ※単位修得まであと一歩の学生に対する再試験です。
□試験の方法 レポート
□受験条件 出席を満たした者
テキスト(教科書) 濱下武志・平勢隆郎編『中国の歴史』有斐閣、2015年。
テキストISBN番号 978-4-641-12191-1
参考文献 授業毎にテーマに沿った文献・論文を紹介します。
期末試験の内容(提出方法・実施日) 事前に告知します。
履修条件および学生へのメッセージ 授業について、わかりやすいところがあったら、お声掛けください。対応致します。