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講義名 米国史
(副題)
開講責任部署 デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科
講義開講時期 2 Q 講義区分 講義
基準単位数 1.00 時間 0
代表曜日 木曜日 代表時限 2限
科目分類名 教養
科目分野名 知の源泉/歴史学
年次 2~4
必修/選択 選択必修

担当教員
職種氏名所属
非常勤講師◎ 藤田 怜史教員

学習目標(到達目標) アメリカ史における重要な出来事や概念を理解する。歴史の連続性(因果関係)や断絶性を把握し、現代アメリカの諸問題の原因や起源がどこにあるのか、なぜ生まれたのかを理解する。
授業概要(教育目的) 自由と平等を標榜して誕生し、「移民国家」としてのアイデンティティを持つアメリカは、しかし、きわめて矛盾に満ちた歴史を経験し、「アメリカ」を形作ってきた。そのアメリカの歴史を通史的に学ぶのが本講義の目的である。アメリカ史において重要な出来事や概念を理解することは重要であるが、それだけではなく、アメリカの政治、社会、思想、人種、文化がいかに絡み合いながらその歴史を歩んできたかを理解してもらいたい。
授業内容(キーワード/スキルとそのレベル) アメリカの歴史、アメリカ合衆国憲法、黒人奴隷制度、セクショナリズム、人種差別、孤立主義と国際主義、冷戦、公民権運動
授業計画表
 
各回タイトル内容
第1回アメリカ合衆国の成立北米植民地がどのように成立し、その本国イギリスとの対立がなぜ起きたのか。そしてアメリカ合衆国と合衆国憲法はどのような議論を経て成立したのかを論じる。
第2回アメリカの大陸内膨張アメリカ合衆国は独立から徐々にその領土を拡大していき、1890年には「フロンティアライン」の消滅が宣言された。なぜ、どのようにアメリカは現在の領土を獲得することになったのかを追う。
第3回南北戦争1861年に勃発した南北戦争はアメリカが分裂する危機であった。それがなぜ起きたのか、黒人奴隷制度をめぐる議論、南北アメリカ経済体制の違いなどから検討する。
第4回革新主義のアメリカ19-20世紀転換期にアメリカに生まれた革新主義運動は、現代アメリカの基礎を築いたと言われる。その背景となるアメリカの社会問題がどのようなものであったのか、それをどのように克服しようとしたかを見ていく。
第5回二つの世界大戦アメリカの第一次世界大戦参戦は、アメリカ外交の文脈から言えば革命的な出来事であった。その経験を経たうえで、アメリカはどのように世界と関わるようになったのか。そしてなぜ第二次世界大戦に関わることになったのかを論じる。
第6回アメリカと冷戦第二次世界大戦後の世界はいわゆる「冷戦」へと突入し、アメリカはその一方の盟主として行動するようになる。冷戦はアメリカの外交だけではなく、社会や文化にも大きな影響を与えたが、その影響について議論する。
第7回公民権運動とマイノリティ二度の世界大戦を経てなお苛烈な人種差別が残存していたアメリカであるが、20世紀後半になるとようやく風向きが変わる。20世紀前半のマイノリティ(主に黒人)がどのような状況に置かれていたのか、彼らはそれをどう打開したのか、アメリカ主流社会がどう向き合ったのかを追う。
第8回アメリカの現代200年以上におよぶ歴史を経て現在のアメリカがある。現代アメリカが抱える諸問題と、過去の歴史との連続性、断絶性を整理する。
成績評価方法・基準 平常点(20%)に加え、講義に関連したテーマについて期末レポートの提出を求める(80%)。
テキスト(教科書) 特に指定しない
参考文献 和田光弘編著『大学で学ぶアメリカ史』ミネルヴァ書房、2014年。その他適宜講義の際に紹介する
期末試験の内容(提出方法・実施日) 講義の最終回に期末レポートの提出を求める。
履修条件および学生へのメッセージ アメリカの歴史をある程度専門的に論ずることになるが、アメリカについて知るだけではなく、ある出来事や考え方が、なぜ、どのように起き、生まれたかを考察することを常に意識してほしい。講義のたびにリアクションペーパーの提出を任意に求め、鋭い質問やコメントに対しては可能なかぎり応答していきたい。