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講義名 現代音楽のルーツ
(副題)
開講責任部署 デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科
講義開講時期 3 Q 講義区分 講義
基準単位数 1.00 時間 0
代表曜日 木曜日 代表時限 3限
科目分類名 教養
科目分野名 知の源泉/表現
年次 2~4
必修/選択 選択必修

担当教員
職種氏名所属
客員教授◎ 中川 ヨウ教員

学習目標(到達目標) さまざまな音楽を聴き、履修生ご自身のクリエイティヴな創造力を高める。
「通信」「メディア」「交通」という3要素で発展してきた音楽。
そのポピュラー音楽の歴史を学びつつ、音楽の知識を自身のクリエイションに活かしていただけるのが最終的な目標です。
授業概要(教育目的) ~ポピュラー・ミュージックの変遷~

音楽は、いつの時代も「通信」「メディア」「交通」の進化、発展とともに変化してきました。
本講座は、社会とポピュラー音楽の関わりをみながら、19世紀末から今日までの変化を、その時代を象徴するミュージシャンの音楽を映像と音源によってたどっていきます。そして、未来の音楽はどうなっていくのか、メディアはどう変わってくのかということを、受講生の方々とともに考察するものです。
授業内容(キーワード/スキルとそのレベル) 「グローカル」です。グローカルとローカルを合体させた造語ですが、今の音楽を読み解くキーワードです。
この「グローカルな音楽」が生まれるまでの経緯をお話ししていきます。
授業計画表
~ポピュラー・ミュージックの変遷~  
年月日(曜日)時限各回タイトル内容
第1回平成29年09月21日(木)3限「ポピュラー音楽とメディアの変遷」概論?グローバルからグローカルヘポピュラー音楽は、社会と連動して変化、発展してきましたが、’80年代終盤、ベルリンの壁が壊れた頃に、音楽のうちにあった様々なボーダーも薄れていったのです。ジャンル、国境、世代、ジェンダーといった境界線が薄くなり「グローバル」になった音楽が、21世紀に入り、更に「グローカル(グローバル+超ローカル)に変化しました。その経緯を、概論としてお話しします。
第2回平成29年09月28日(木)3限ブルース、ジャズの発祥/ ルイ・アームストロングポピュラー音楽のルーツであるブルース、そしてジャズは、アフリカ大陸から拉致され、労働力として南北アメリカ大陸へ連れてこられたアフリカの人々が、長い時を経て生んだものでした。
なぜ、ブルースやジャズがアメリカ南部で生まれたかを珍しい映像とともにお話し、ジャズ初期の天才、ルイ・アームストロング(tp, vo)の音楽を聴きます。
第3回平成29年10月12日(木)3限スウィング・ジャズの人気/ ベニー・グッドマン1920年代後半から40年代初頭まで、ジャズのなかでも”スウィン
グ”と呼ばれる楽しいビッグバンド・サウンドが、当時のアメリカの若者の間で大人気を博します。その人気がアメリカ全土に広がるためには、ラジオやレコードというメディアが寄与しました。
初めてアフリカ系とヨーロッパ系アメリカ人を一緒に演奏させた、「肌の色をこえた」バンドを組んだのは、ロシア移民の子供、ベニー・グッドマンでした。”スウィングの王様”ベニー・グッドマン楽団ほか、ビッグバンドの演奏を聴いていきます。
第4回平成29年10月16日(月)7限リズム・アンド・ブルースとロックンロールの誕生/ レイ・チャールズとエルヴィス・プレスリー1920年代後半から40年代初頭まで、ジャズのなかでも”スウィン
グ”と呼ばれる楽しいビッグバンド・サウンドが、当時のアメリカの若者の間で大人気を博します。その人気がアメリカ全土に広がるためには、ラジオやレコードというメディアが寄与しました。
初めてアフリカ系とヨーロッパ系アメリカ人を一緒に演奏させた、「肌の色をこえた」バンドを組んだのは、ロシア移民の子供、ベニー・グッドマンでした。”スウィングの王様”ベニー・グッドマン楽団ほか、ビッグバンドの演奏を聴いていきます。
第5回平成29年10月19日(木)3限公民権運動とエレクトリック革命/ ビートルズとボブ・ディラン1960年代後半になると、それまで抑圧されていたアフリカン・アメリカンを代表とするマイノリティが、やっと権利を主張し始めます。大きな潮流になった” 公民権運動”は、初めて女性の権利、若者の権利を主張するものでもありました。
楽器で起きたエレクトリックへの変化も、音楽を大きく変えました。イギリスで誕生したビートルズ、そしてビートルズがアメリカに来たコンサートを見て、ギターをエレクトリックに変えたボブ・ディランほかの音楽を聴きます。
第6回平成29年10月26日(木)3限アフリカン・アメリカンとして初の国民的スター/ マイケル・ジャクソン“公民権運動”で長いアフリカン・アメリカンへの差別の歴史が終わるかと思われましたが、肌の色を超えた真のスター、つまりヨーロッパ系の女子もこぞって熱狂するアフリカ系のスターは、マイケル・ジャクソンまで生まれませんでした。
そのマイケルの音楽の歴史を見、R&Bからヒップホップまでの音楽の変遷を内包する彼の音楽を聴いていきます。
第7回平成29年11月02日(木)3限インターネットで音楽を聴く時代/ 初音ミクときゃりーぱみゅぱみゅ21世紀に入り、音楽を聴くメディアがインターネット主流になると、
それに伴い、音楽自体も変わってきました。
“グローカル”、つまりグローバルなうえに、そのミュージシャンの超ローカルなアイデンティティをもりこんだ音楽の台頭が始まります。
2Dの初音ミクが世界的なスターになり、2Dを3D化したようなシンガー、きゃりーぱみゅぱみゅの登場も、そういった社会情勢との関わりがあってのことでした。
さまざまなグローカルな音楽を聴いてみましょう。
第8回平成29年11月09日(木)3限近未来の音楽とメディア近未来の音楽がどうなっていくのか。受講生の皆さんの意見を発表していただき、皆で話し合いましょう。
また骨伝導のサングラス型スピーカーがアメリカで発売になりましたが、これからどんなメディアで音楽を聴いていきたいか、最近の楽器、アプリなどをご紹介しながら話し合いたいと思います。
成績評価方法・基準 授業内プレゼンテーション 40%
課題レポート 60%
テキスト(教科書) 特になし
履修条件および学生へのメッセージ 今、人々は音楽を聞かなくなっているといいます。10年前は、聞かなくなった理由は「ケータイにある(面白いから)」と言われましたが、今感じるのは「音楽を聴く時間がないこと」が大きいのではないでしょうか。この講義でポピュラー音楽のルーツである、ブルーズやジャズの発祥から、21世紀の「グローカルな音楽」までを聴き、音楽の素晴らしさ、音楽がもたらすパワーをあなたのものになさってください。

【休講/補講】
休講:10/5(木)3限
補講:10/16(月)7限(19:20-20:50)