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講義名 3DCG演習Ⅲ
(副題) ⅢⅣセット履修
開講責任部署 デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科
講義開講時期 1 Q 講義区分 演習
基準単位数 2.00 時間 0
代表曜日 水曜日 代表時限 3限
科目分類名 演習
科目分野名 CG
年次 2~3
必修/選択 選択必修

担当教員
職種氏名所属
教授◎ 黒田順子教員

学習目標(到達目標) 特に制作に高い技術を要する人体のモデリング、フェイシャルアニメーション、キャラクタセットアップ、FK・IKによる人体アニメーションの制作を通して、クオリティの高い作品制作のための技術を指導する。。各回導入部分でその回に使用する制作技法についての解説を行い、テキストを使用して毎回ひとつのプロジェクトを完成させる達成感のある内容とする。各回の流れにもつながりをもたせ、人体モデリング制作技法を習得した時点でキャラクタ静止画課題に取り組み、人体アニメーション制作技法を習得した時点でキャラクタアニメーション課題に取り組む。授業とは別日程で、ゲーム業界およびCG映像制作業界からのゲストを招いて課題講評会を開催し、早い時点から高いクオリティの作品制作を目指す。
授業概要(教育目的) 毎回の授業内容に取り組むことにより、3DCG制作技法の基礎を習得し、各自で研究を積み重ね、高いクオリティの作品制作に臨むための技術を身につける。課題制作に取り組むことにより、芸術性と技術力を兼ね備えた作品を制作することを目的とする。
授業内容(キーワード/スキルとそのレベル) 1. この授業を通じて習得するキーワード

・Mayaを使用した3DCG制作技術全般

人体モデリング

フェイシャルアニメーションセットアップ

キャラクターセットアップ

FK・IKによる人体セットアップ

2. この授業を通じて磨かれるスキルとそのレベル

モデリング   上級

アニメーション       上級

リギング    上級
授業計画表
 
各回タイトル内容
第1回人体モデリング:頭部解剖学的にみる人体構造を理解し、実際に頭部をモデリングする最適な方法を学ぶ。
第2回人体モデリング:身体解剖学的にみる人体構造を理解し、実際に脚、足、腕、手、身体をモデリングする最適な方法を学ぶ。
第3回フェイシャルアニメーションブレンドシェイプを使用したフェイシャルセットアップ方法を学ぶ。フェイシャルアニメーションの計画の立て方を学び、ターゲットの作成方法を学ぶ。各種デフォーマとの併用とスケルトン使用により発生するダブルトランスフォーメーションを理解し、回避する方法を学ぶ。
第4回MELスクリプトMELスクリプトの作成方法を学び、MELを使用して作業の簡略化、ツールのカスタマイズ等を学ぶ。
第5回キャラクターセットアップ:上半身リジッドスキニングを使用してのスケルトンへのオブジェクトのバインド方法を学ぶ。フレクサの使用方法、ウエイトの調整方法を学ぶ。
第6回キャラクターセットアップ:下半身リジッドスキニングを使用してのスケルトンへのオブジェクトのバインド方法を学ぶ。スケルトンのモーション作成の効率化のために、ジョイント操作の簡易化の必要性について理解する。
第7回FK・IKによる人体セットアップフォワードキネマティックとインバースキネマティックの違いと必要性を理解し、それぞれのセットアップを学ぶ。複数のコンストレイン・ウエイトのコントロール方法を学び、セット・ドリブン・キーによるスムーズなFK・IKの切り替えを行う方法をぶ。ユーティリティ−・ノードによる重心の算出とオフセットを学ぶ。FK・IKの切り替えを行いキーフレーミングの作成方法を学ぶ。
第8回FURによる毛の表現キャラクタのオブジェクトへのFURの追加方法を習得し、毛の質感の表現のクオリティをアップさせる方法を学ぶ。
授業形式 各回のテーマであるCG技術内容についての導入を行い、オリジナルテキストを使用した演習を行う。
通常のTA3名の他に学生のボランティアTA数名が参加することにより、より細やかな質問対応を行うことと、授業途中でサンプルの配布を頻繁に行うことで、遅れや理解不足のない授業進行を目指す。
テキストは毎回の授業ごとにテキストを検証しバージョンアップに合わせた更新を行ってサンプルと共に配布し、毎回常に最新で最良の状態で授業に臨む。テキスト内容が詳細であるので、授業終了後の復習も容易であり、万一欠席した場合でも授業内容を把握し遅れを取り戻すのが容易である。
授業の前後に数時間質問対応時間を設けている。
成績評価方法・基準 2回の課題提出とする。

中間課題として、キャラクタの静止画課題2枚の提出を行い、授業内での講評会を開催する。
最終課題として、キャラクタアニメーション課題の提出を行い、授業内での講評会を開催する。
授業とは別日程で、ゲーム業界およびCG映像制作業界からのゲストを招いて課題講評会を開催する。

平常点5割、中間課題2割、最終課題3割。 公欠は3回まで認める。
テキスト(教科書) 黒田オリジナルのMayaテキストは、デジタルハリウッドスクールで99年度からテキスト制作に取り組んできた経験を元に執筆したMayaテキストであり、3DCG演習Ⅰ、3DCG演習Ⅱ、3DCG演習Ⅲ、3DCG演習Ⅳ、あわせて約1400ページあり、以降も増刷予定です。そのため全部をまとめて印刷すると、とても持ち歩けない重さになるのと、常に最新のバージョンに合わせて内容を書き換えているため、毎回50~80ページづつ印刷しサンプルと一緒に配布しています。バインダーに綴じられるよう二穴がありますので、復習などに必要な部分だけ綴じなおして持ち歩くことが可能です。卒業生の中には、仕事先でも参考に今でも使用している人もいます。
テキスト印刷代が、3DCG演習Ⅲ8冊分で6千円です。。配布用カードを販売し、授業始めにテキストを1冊づつ配布を行います。サンプルデータも毎回配布します。バインダーは各自で使用しやすいものを用意してください。
期末試験の内容(提出方法・実施日) ■中間課題■

■課題内容
キャラクタ静止画課題、提出方法詳細は配布プリント参照
■提出先
PCルーム5講師マシンDドライブ

■終了課題■

■課題内容
キャラクタアニメーション課題、提出方法詳細は配布プリント参照
■提出先
PCルーム5講師マシンDドライブ
履修条件および学生へのメッセージ 3DCG演習Ⅰ・Ⅱの単位を取得していることを条件とします。復習や課題制作、自主制作などのため、授業時間外にPCルームでの作業が必要になります。授業内容は難しいと感じるかもしれませんが、理解できるよう指導していきます。授業時間外に毎週質問対応時間を数時間設けていますので利用してください。授業には2年3年4年および大学院の先輩のTAが質問対応のため多数協力しています。質問しやすいと思いますし、将来の目標もたてやすいと思います。来年以降はみなさんにもぜひ協力いただければと思います。授業内容、テキストもつづきますので、続けて履修してもらえると理解が深まると思います。将来3DCGを使用するゲーム業界やCG映像業界に就職することを目標に、必要な内容を盛り込んでいます。業界への就職指導も得意としていて、ポートフォリオ・デモリールの制作事例の紹介も多数行います。ぜひ現場で活躍したいという方も、まだ自分に向いているかどうかわらないけれどチャレンジしたいという方も、一緒に努力していける方は歓迎します。