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講義名 プロジェクトマネージメント
(副題)
開講責任部署 デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科
講義開講時期 2 Q 講義区分 講義
基準単位数 1.00 時間 0
代表曜日 月曜日 代表時限 6限
科目分類名 基礎
科目分野名 ビジネス基礎
年次 2~3
必修/選択 自由選択

担当教員
職種氏名所属
非常勤講師◎ 道上大輔教員

学習目標(到達目標) どんな些細な仕事や活動でも、1人で全てを完結することはできません。必ず複数人のメンバーが集まり、物事に取り組むこととなります。チームとして活動するために、プロジェクトマネジメントの知識体系について理解し、コミュニケーションを見える化することによって、プロジェクトの状況を的確に判断できるようになります。
授業概要(教育目的) 今私たちはグローバルな時代を生きています。色々な国々や習慣の違う人々同士で、プロジェクトを取り組む機会が増えています。世界基準のプロジェクトマネジメントの知識体系の概念を把握しておくことは、これからのビジネスシーンにおいて、共通言語の一つを理解したことと同等の価値をもったといえます。
授業内容(キーワード/スキルとそのレベル) - プロジェクトマネジメントの知識体系
- コミュニケーションの見える化
- プロジェクトの成功・失敗
- プロジェクトの立ち上げ、計画、実行、コントロール、終結
- WBS
- スケジュールマネジメント
- コストマネジメント
- リスクマネジメント
授業計画表
 
各回タイトル内容
第1回プロジェクト・立ち上げ- プロジェクトとは?マネジメントとは?プロジェクトマネジメントとは?
- プロジェクトの立ち上げ〜ステークホルダー、スコープ
- コミュニケーションの見える化
- 国や人種によって、コミュニケーションの捉え方が違います。プロジェクトマネジメントはコミュニケーションの見える化にはじまり、見える化に終わります。合意形成、契約など、メンバー間で共通理解をするためにも、言葉一つ一つを大切に、見える化することがプロジェクトマネジメントの基礎となります。
第2回プロジェクト・計画 WBS- プロジェクトの成功とは何だろうか?
- 欧米のビジネスシーンにおいては、日本よりも計画を重視するという特徴があります。日本は現場力が高いという意識から計画よりも実践を重視する傾向があります。グローバルなメンバーが集まったり、新しいメンバーとはじめてプロジェクトを組むケースでは、阿吽の呼吸、空気を読むといった方法でプロジェクトを進行することはできません。プロジェクトマネジメントでは見えない未来をコントロールするために、ベースラインとなる計画が必須となります。そのアウトプットがWBSです。
第3回プロジェクト・計画 スケジュール- スケジュールの前倒しは可能なのか?
- プロジェクト計画で固めたWBSを元にプロセスの順序を調整した上、マイルストーンを決めていきます。しかし上司やクライアントの要望でスケジュールを前倒しにして欲しいという打診はビジネスシーンではよく見られる光景です。スケジュールの前倒しの際に、考慮すべきことやスケジュールにバッファー(余裕期間)を持たせる意図を明らかにしていきます。
第4回プロジェクト・計画 予算・リソース- 給料=人件費=コストか?自分のプロジェクトにおける役割、責任とは?
- プロジェクトの規模を問わず、ビジネスシーンにおいてはお金は度外視することはできません。予算とは収支を管理するためのベースラインとなります。WBSを元に工数(人件費の稼働時間)を算出することで、コストが明らかになります。企業の場合は、コスト=人件費、人件費=給料+間接費。企業の組織構造によって、プロジェクトの役割や責任分担の定義は違います。どんな組織構造で、どんな役割でプロジェクトの責任を担っているのかを明確にすることで、計画へのコミットメントとなります。
第5回プロジェクト・コントロール スケジュール・コスト- スケジュールはなぜ遅れるのか?コストはなぜ超過するのか?
- プロジェクト計画も完璧、実行フェーズへ突入。計画にそって、プロジェクトを推進すれば上手くいくはずと思っていた矢先、想定外の事態が発生。スケジュールも遅れるし、予算もオーバー。そんな事態が発生してしまうことがあります。進捗をコントロールすべきは未来を予測することです。計画と実績の差異を見える化して、未来がどうなるかを明らかにすることが進捗の役割です。
第6回プロジェクト・コントロール イシュー(課題)・リスク- なぜ想定外のことが発生するのか?
- プロジェクトは常に順調ということはありえません。計画時に想定できるリスクも、想定できないリスクがあります。進捗時に明らかになった課題を先延ばしにしたりしていると、当初計画した成功イメージ(ゴール)を忘れがちになります。課題やリスクは、プロアクティブ(先制的)・早めに解決する習慣によって、未来志向のクリエイティブなプロジェクトに育っていきます。
第7回プロジェクト・ゴール 終結- そのプロジェクトは成功したのか?
- プロジェクトは必ず成功するとは限りません。製品開発プロジェクトにおいての成功率は10%にも届かないといわれています。例えば、プロジェクト計画書の予定通りに全てうまくいったサービスが無事にリリースできたが、エンドユーザーから支持されず使われなかった。これは成功なのか、失敗なのか?こんなケースを通してプロジェクトのゴール、そして終結についてのあり方をディスカッションします。
第8回次につなげるプロジェクトマネジメント- プロジェクトはなぜ失敗するのか?
- 熱量のあるメンバーが揃ったプロジェクト。必ず成功するだろうと思っても、失敗したそんなケースは数多くあります。本当に真摯に向き合ってプロジェクトに参加したのか?個人、個人で得た失敗からの教訓こそ、次のプロジェクトの成功確率を向上させる要素です。真摯さもって、物事に取り組むことからこそ、プロジェクトマネジメントの知識体系が現場で活きていくことになります。
授業形式 校内で実施されるイベント(学園祭)を1つのプロジェクトとし、立ち上げ、計画、実行、コントロール、終結までのフェーズを実体験を通して、授業を行う。
成績評価方法・基準 - 試験(30%)
- プロジェクトマネジメントの現場で実際に活用するドキュメント類(レポート)の作成。(50%)
- プロジェクトチャーター
- プロジェクト計画
- WBS
- 課題管理表
- リスク管理表
- 議事録
- 毎回のコメントシート(20%)
参考文献 - 世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書
- 先制型プロジェクト・マネジメント―なぜ、あなたのプロジェクトは失敗するのか
- Webプロジェクトマネジメント標準 PMBOK(R)でワンランク上のWebディレクションを目指す
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
期末試験の内容(提出方法・実施日) - 試験方法
- 記述式 or 選択式
- 試験内容
- 第1回から第8回の授業内容
- 持ち込み不可
履修条件および学生へのメッセージ - プロデューサーやディレクターなどリーダーシップを発揮する職務を目指している人。
- プロジェクトでの業務経験があり、なぜスケジュールは遅れるのか?なぜ成功しないのか?といった悩みを持つ人。